Johnny MEN様ご依頼 豪華仕様の名刺

こんにちは。本日はメンズ専門サロンのJohnny MEN様にご依頼いただいた、豪華な仕様の名刺をご紹介いたします。

ご相談内容

ヘア、ネイルから着付けまで、幅広いサービスをされているトータルビューティサロン「Neolive」のメンズブランドである「Johnny MEN」のスタッフ用名刺を作りたいということで、ご縁があって弊社にご相談いただきました。

ご要望としては

紺×ゴールド(箔押し)
高級感のある厚紙
ブランドイメージに合う用紙・印刷があれば

とのこと。

そもそも「名刺」というのは、商品とは違い無料で配る前提のものですよね。
なので、(勝手なイメージですが)　安ければ安いほど良い　と考えている方が多いのではないでしょうか。

そのため、今回の様に仕様にこだわった名刺のご相談を頂けたのがすごく嬉しく、とても楽しくご提案に取り組ませていただきました。

ご提案内容

ブランドのイメージやロゴマーク、HPなどを見せて頂いて、自分なりに感じたキーワード(下記)を基にいくつか仕様を考えてみることにしました。

大人なかっこよさ
シックで落ち着いた雰囲気
出来ればヴィンテージ風
そのなかにも遊び心

自社だけで完結しない仕様であったり、実績のない仕様であっても、イメージに合う！と思えば協力会社に相談してみたり、サンプルを取り寄せたりして、検討を重ねました。結果的に3パターンまで絞って、価格帯別でご提案をしました。

仕様決定

最終的に決まった仕様が

用紙：ニューウエブロンカラー(群青)
印刷・加工：【名前面】金印刷／【ロゴ面】金箔押し

上記の仕様です。

＜用紙に関して＞

ニューウエブロンカラーという紙は、表面に皮のようなテクスチャがあり、裏面はフラットですが、独特の雰囲気があります。触った感じも少しぬめっとした質感があり、紙なのか皮なのかわからないような、すごく渋くてかっこいい紙なのです。

ブランドイメージを拝見したときに、真っ先にこの紙が浮かびました。Johnny MEN様のイメージに絶対に合う！と確信をもったのですが…こちらの紙はとても高価な紙なのです。

正直、価格面でハマらないかもしれない。と思いながら、比較的安価な紺色のファンシーペーパーもいくつかご提案に乗せつつ、用紙見本をお送りすることにしました。

…なんと、オーナー様の意向でニューウエブロンに即決いただけました！少しびっくりしつつも、良いものができる予感でワクワクしたことを覚えています。

＜印刷・加工に関して＞

用紙は決まり、あとは少しでも安価にするための印刷方法・加工方法を考える必要があります。

まず、最初のご要望では箔押しをご希望だったのですが、今回15名分の名刺ということで、箔押しの場合は名前違いの15名分の版を作る必要があります。15名分を付け合わせにした大きな版を作ってもいいかもしれませんが、増刷のことを考えると別々に扱える版を作っておく必要があり、なかなかにコストがかさんでしまうのです。

そこで、コストダウンの案として、名前面は特色の金印刷にして、裏面の共通面のみ版を作って箔押しという仕様をご提案し、採用いただけました。

また、紙自体がすごく高価なので、少しでも安価にするために無駄が無い様に考えなくてはいけません。加工の順序次第で紙の必要枚数も変わってしまうので、コスト重視で現場にはちょっと難しいお願いをしたところもあるのですが、見事綺麗に仕上げてもらえました。