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【2024年】秋の切り絵御朱印をご紹介

こんにちは、東京紙器です。

皆さん、この秋どこかへお出かけの予定はありますか?

木々は色づき、天気も穏やかで、食事も美味しくなる行楽シーズンがやってきました。今回は、そんな秋限定で頒布される御朱印をいくつかご紹介します。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ御朱印集めを楽しんでみてください。

隨心院


隨心院は京都の山科区に位置する真言宗善通寺派のお寺です。平安時代から続く寺院で、小野小町に縁があることで有名です。境内には、小野小町を偲ぶ遺跡や戦国時代末期の建築が残り、国指定文化財として、史跡名勝天然記念物にも指定されています。

隨心院の御朱印は、小野小町が主役となり、それを引き立てるように、季節にちなんだ花や模様がデザインされています。今年の秋の御朱印は、小野小町が「化粧の井戸」で水化粧をする様子が描かれ、それを、春の御朱印にも登場した龍が見守っています。小野小町の姿が逆さまになっているのは、水面に映った彼女の姿が描かれているからです。

実はこの御朱印には、もう1つ隠されたモチーフがあります。参拝の際はぜひ、御朱印を手に入れて、その謎を解いてみてください。

場所:京都市山科区小野御霊町35 MAP
HP:https://www.zuishinin.or.jp/
寸法:A5
仕様:フルカラー印刷、レーザーカット

成田山川越別院


今や埼玉県随一の観光名所となった小江戸川越で、江戸時代から続くのが成田山川越別院です。「川越のお不動さま」として古くから地元で信仰を集めるお寺です。11月になると、有名な「火渡り祭」が執り行われ、祈りを込めて火の上を歩くことで、心の迷いが焼かれ、願いが叶うとされています。

成田山川越別院の御朱印は、御本尊である不動明王をモチーフにしています。「秋詣」の文字の横には、川越を象徴する大きな「焼き芋」が描かれています。川越は江戸時代から続くさつまいもの名産として有名で、当時の江戸では「栗(九里)より(四里)うまい十三里」というキャッチフレーズで川越産のさつまいもを使った焼き芋が販売されていました。十三里は江戸から川越までの距離にちなんだもので、この絶妙なフレーズには、江戸っ子ならではのユーモアと「うまさ」が詰まっています。

裏面には、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「川越まつり」の様子もデザインされています。

場所:埼玉県川越市久保町9-2 MAP
HP:https://kawagoe-naritasan.or.jp/
寸法:A5
仕様:フルカラー印刷、レーザーカット

二柱神社


仙台にある二柱神社は、イザナギノミコトとイザナミノミコトの夫婦神をお祀りしているため、縁結び・安産・子宝にご利益のある神社として有名です。2026年には創祀1000年を迎える、とても歴史深い神社です。「こころと心を紡いで1000年、先人たちの志を次世代へ」をテーマに、「二柱神社創祀1000年記念事業」が予定されています。

秋の御朱印では、紅葉が舞い散る水辺で、鯉が楽しそうに泳いでいる様子が描かれ、秋の静かな風情が伝わってきます。また、灯籠には落ち葉が積もり、のどかな季節の移ろいを感じさせます。秋風が木々を揺らし、落葉で無邪気に遊ぶ鯉が跳ねる水音が聞こえてくるようです。

場所:宮城県仙台市泉区市名坂西裏61 MAP
HP:https://www.f-shrine.com/index.html
寸法:A5
仕様:フルカラー印刷、レーザーカット

まとめ


秋の切り絵御朱印、いかがでしたでしょうか。それぞれのお寺や神社の特徴を捉え、尚且つ季節感がしっかり表現されています。季節の移ろいは早く、特に最近は秋が短く感じられます。ご紹介した三社は関西、関東、東北に広がっているため、三社すべてを巡るのは少し難しいかもしれませんが、美しい秋を存分に楽しみながら、ぜひ積極的に参拝へお出かけください。

東京紙器では、オリジナルの御朱印をデザインから製作までお手伝いしています。70年近い歴史をもつ弊社だからこそ実現できる、特別な御朱印があります。専任スタッフが完成まで全力でサポートいたしますので、安心してご相談ください。御朱印製作に限らず、他のアイテムの製作や広報、販促などもぜひご相談ください。

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