端材を社内用の紙クリップに活用
Table of Contents
こんにちは、東京紙器のコガです。
ここ数年、SDGsをキーワードに環境に優しい製品・製法に注目が集まっていますね。
弊社もその例に漏れず、プラスチックを紙に代替する提案製品をいくつか作っています。
紙ファイルや紙クリップ、紙ハンガーやリングレスカレンダーなど、お客様からの受注・生産はもちろん、社内でも積極的に使うように心がけております。
Table of Contents
加工で出てしまう端材を活用
例えば紙クリップで、希望の形を紙から切り出す際に、どうしても半端なサイズが余ってしまうことがあります。これを「端材」と呼びます。
捨ててしまってもいいんですが、それってすごくもったいない。何かに使えないかな…。と思って端材を溜めていました。
端材は狙った通りに出るものではないので、お客様からのご注文に使うことはできません。
でも、小さいものであれば、いくつか形がとれるのでは?ということで、社内で使用する用の紙クリップを切り出すことにしました。
端材で作った紙クリップ
その時にある端材で切り出すので、その時によって色や数、厚みもバラバラですが、社内で使う分には問題ありません。
事務所の棚の上に箱で置いているので、欲しい人が持っていって各々好きに使っています。
端材次第ですので、安定供給は出来ないのですが…^^;
使い勝手を重視
以前は、もっとデザイン的で見栄えのある、ノベルティで喜ばれそうな紙クリップを社内用に置いていたのですが、「もっと小さくていい」「もっと挟みやすさ重視で」という声が上がったので、割り切って使用感重視の形状にしました。
デザイン文房具としての商品やノベルティにするには、細かなカットがあって、デザイン的に目を惹くものが良いと思うのですが、事務用品として使う場合には、これくらいシンプルな形がいいですね。
サイズも20×25mmくらいで、小さな端材からでも取れる無駄のない大きさにしました!
環境にやさしい考えかた
私個人の考えなんですが、「プラスチックよりは、環境に優しい素材を使っている商品ですよ」というけれどそれを作るうえで無駄が多く、実はゴミが多く出ていたりしたら、なんだか本末転倒な気がします。
エコな製品を謳うには、それにかかわる人も意識して、無駄な部分や環境にとって良くない工程がないか考え、改善できる部分は改善していくべきでしょう。
…なんてそれっぽく言っていますが、やっぱり紙ファイルよりクリアファイルの方が仕様書も見やすいし、紙クリップだと厚い紙の束は挟みにくいし、輸送中に雨が降るかもしれないから紙はOPP袋で包んでお届けしたいし…!という正直な気持ちとのジレンマもあるんです。
何もかも環境ファーストで生きていたら息苦しくなってしまうので、なにか丁度いい提案をできないかと日々考えておりますので、温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
紙クリップに関して気になった方は、
弊社運営の紙クリップ専門サイトCLI-LABから是非お問い合わせください!