
こんにちは、東京紙器です。
日々の仕事や暮らしの中で、「紙に手書きする」時間は意外と多いと思いませんか?さまざまな文具を使うときの、あのちょっとした安心感や、頭の中を整理できる感覚は、デジタルにはないアナログならではの魅力だと思います。けれど、書いた情報をまとめたり共有したりするときは、やはりデジタルの力を借りるほうがずっとスピーディー。今回は、そんなアナログとデジタルのいいところを組み合わせた「付箋と紙クリップの新しい使い方」をご紹介します!
目次
フォーマット付き付箋で書き込みやすく、データ化しやすく
付箋は小さなメモとしてだけでなく、会議やブレインストーミングなどのアイデア出しの場面でも大活躍します。特に市販品でも一般的な大きさの「75×75mm」の付箋は、書きやすいサイズで扱いやすいのが特徴です。例えば、そこにあらかじめ「担当者名」「やること」「期限」といった項目が印刷されていれば、何気なくメモを取るだけで必要な情報を整理しやすくなります。それをあとでまとめてスキャンすれば、そのままテキストデータに変換することができます。
最近のスマートフォンは、カメラで撮影するだけで文字を読み取ってくれる機能が充実しています。スキャンした内容をクラウド上にアップしておけば、チームや友人と共有するのもラクになります。アナログの書きやすさはそのままに、デジタルの検索性や管理のしやすさも手に入るため、情報が行き違ったり、紛失したりする心配がぐっと減ります。

KJ法とAI解析でアイデアを“自動まとめ”
付箋を使ったKJ法や「壁貼りブレスト」では、アイデアをどんどん書き出して壁に貼り、似たもの同士をグループ化して整理します。このとき、あらかじめ項目を印刷した付箋を使ってアイデアを分類しながら書いておくと、写真に撮った時に文字を認識しやすくなります。 その画像データをAIに解析させることで、AIが自動的にカテゴリー分けをしたり、関連性の高いキーワードを抽出してまとめの下書きを作ってくれたりします。人の手で一枚一枚の付箋を読み取り、どのグループに属するか判断してまとめるよりも、ずっとスピーディーで正確です。定型の項目があることで、AIも内容を把握しやすくなるため、「意外なアイデアがこんなところでつながっていた」という発見が生まれやすいのもメリットです。
さらに、付箋に書かれた内容をそのままデータベース化しておけば、後から別のプロジェクトや新しいテーマで見直すときに、「以前出たアイデア」と「今のアイデア」が結びついて新しい視点が得られることもあります。AIなら、キーワード検索やテキスト解析を一瞬でやってくれるので、「こんなに簡単にまとめられるんだ!」と驚くはずです。
紙クリップで生まれる、見た目も機能も新しい工夫
もうひとつオススメなのが、紙クリップです。ホチキスの針と違って外す手間が不要なためリサイクルしやすく、書類の差し替えもスムーズに行えるので、環境にもやさしく扱いも簡単です。また、紙製ならではの自由度で色や形をカスタマイズできるのがポイント。書類の山に紛れがちなメモを「重要」や「要確認」といった文字入りのクリップで挟めば、ひと目で優先度がわかり書類整理に一役買ってくれます。
他にも、クリップの形を会社のロゴにしたり印刷したりすればブランドイメージを演出するツールにもなりますし、共通のデザインやメッセージを入れて社内の備品として使用すれば、部署をまたいだ一体感を生むきっかけにもなります。紙クリップには、見た目や機能だけでなく、コミュニケーションを活性化する可能性も秘められているのです。

あなたの“Ideaを形に。“しませんか
「アイデアの整理」というユニークな付箋の使い方はいかがでしたでしょうか。付箋は日常でよく使う身近な文具ですが、アナログの自由度とデジタルの便利さを組み合わせることで、これまでとは違った新しい使い方もできるのです。書き込むときは手書きの楽しさを大切にしながら、書いた内容はスキャンやAI解析で効率的にまとめれば、思いついたアイデアを無駄にすることなく、必要な情報を素早く整理できます。さらに、書類整理に特化したオリジナルの紙クリップを使えば、効率的に書類の管理ができ、自社のロゴやマークを表現した紙クリップをつかって資料をまとめれば、お客様と話の種になりますし、SDGsへの取り組みを内外にアピールすることもできます。
「自分だけのオリジナル文具」を作ってみたいと思ったら、弊社が運営する「付箋本舗.com」や「紙クリップ専門工房 CLILAB」へお気軽にご相談ください!用途やデザインのご希望をお伺いしながら、オリジナルアイテムの製作をお手伝いさせていただきます。
付箋や紙クリップは、ただのメモや書類留め具ではありません。アイデアを生み出す土台であり、人と人をつなぐコミュニケーションのツールでもあります。アナログとデジタルを上手に融合させて、あなたらしい文具の使い方をぜひ見つけてみてください。デジタル化が進む今だからこそ、手に触れる感覚を大切にした文具が、新しい創造の扉を開いてくれるかもしれません。