【卵の殻を再利用!?】産廃活用卓上カレンダーでカーボン・オフセット
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皆さん、卵料理はお好きですか?
和洋中全ての料理に鶏卵はかかせない食材です。アレルギーさえなければ1日に1個分は卵を何かしらの形で食べているのではないでしょうか。
その旺盛な需要を満たすため、生産量も莫大です。日本での生産量は、年250-260万トン、1日当たり約7,000トンとも言われています。
さて、当社のサイトに卵を調べに来る方はいないと思いますが、なぜこのようなことを書いているかといいますと、これがSDGs、当社の新しい商材の話につながってくるからなのです。
今回は「CaMISHELLリングレスカレンダー」のご紹介です。
CaMISHELLとは何か?を交えてご紹介します。
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卵の殻=産業廃棄物
冒頭に記述したように卵は年間260万トン作られていますが(個数で言うと約420億個!)その殻はその後どうなっているのかご存じでしょうか。
実は卵の殻はほとんど再利用されることなく、ゴミとして焼却処分されています。卵の殻はカルシウムを豊富に含んでいるので、一部は飼料などに再利用されるのですが、経済的にみて廃棄するほうが効率が良く、年間約26万トンが産業廃棄物として処理されているのです。
結果、お金を払ってCO2を排出している状態が常態化しています。
ゴミを金の卵に。「CaMISHELL」とは
本記事で紹介する「CaMISHELLリングレスカレンダー」のCaMISHELLとは、埼玉県にある株式会社SAMURAI TRADING(https://www.samurai.vip/)が開発した卵の殻を利用した新しい紙素材です。卵の殻を特許製法でパウダー化して、紙繊維と混合することで作られるエコペーパーとなります。
実際に当社も取り寄せていろいろとテストをしてみましたが、コシが強く、印刷適正、加工適正はほとんど通常の紙と変わりません。
1人のサムライが環境問題を切る!
株式会社SAMURAI TRADINGを設立した櫻井氏はもともと食料会社を経営していました。
その際にアメリカのスーパーで、ほとんどの製品が紙製トレーを使っているのを見て、今後必ず日本にも脱プラの波がくると直感し、
SDGsの持続可能目標をクリアし且つ顧客企業の価値創造に貢献するため、現在の会社を設立したそうです。
同社では、CaMISHELLなど脱プラ素材開発に留まらず、マングローブの植林で津波被害を減らす活動などにも取り組むなど、まさにSDGs時代の先端を走る企業です。
CaMISHELLの高いCO2削減効果
紙を作成するには、木材チップや古紙から繊維を取り出してパルプをまず作り、その後抄紙工程に移るのですが、その生産工程では紙の重さ以上のCO2が発生しています。CaMISHELLは卵の殻をパルプと混ぜ合わせて作成するため、その分木材パルプ使用量を削減でき、さらに先述の卵の殻を産廃処理する際のCO2も削減できるため、通常の紙と比べて約18%以上温室効果ガス排出量を減らして生産ができるのです。
しかも使っているパルプもFSC認証を取得しているので、品質や適切な森林管理が共に担保された製品です。
(FSC認証については、こちらの記事もご参照ください)
サムライとの出会い
今回当社がSAMURAI TRADINGを知るキッカケとなったのは、埼玉りそな銀行のビジネスマッチングでした。
当社もSDGsに合致した様々な脱プラ製品を模索・開発・展開してきたので、思惑が合致し、早急にCaMISHELLを使った製品を何か作ろうということになりました。
そこでリングレスカレンダーの素材としてCaMISHELLを使うことがまさにうってつけであることに気づき、その試作までが最近ちょうど完了したところです。
前段で述べた通り、印刷・加工適正は高いので、ほとんど通常の紙と遜色ない出来栄えの卓上のリングレスカレンダーが出来上がりました。
また、糊の具合も問題がありません。
セロファン封筒と組み合わせれば更に効果大
バイオマス80のセロファン封筒と組み合わせれば、その脱プラ効果もあわせて、かなり環境配慮のPRにつながるのではないでしょうか。
今後ともCaMISHELLそしてリングレスカレンダーに要注目です!新しい商品に関してはこのサイトでもどんどん紹介していこうと思っています。
環境問題対策いつやるの?「今でしょ。」
櫻井氏と話していると、並々ならぬ環境問題への想いが伝わってきました。
環境問題は、いつかやろう、もうちょっと流行ったら検討したい、ではなく、思い立ったらその日からできることを始めるつもりでないと改善は進みません。
だからといってCaMISHELLリングレカレンダーを検討してくださいと言うつもりではありませんが、是非とも何か、今日、今から始められる環境対策を実践してみてください。
それが未来の持続可能社会につながります。
リングレスカレンダー.com 2023公開中
リングレスカレンダーの詳細は専門サイトにてぜひご覧ください。
URL:https://ringlesscalendar.com/
<CaMISHELLリングレスカレンダー仕様>
※2023版は仕様が変わっております。詳しくはリングレスカレンダー公式サイトをご覧ください。
台紙用紙 :ハイボード310g
台紙加工 :裏面スリット加工有
玉用紙 :エコ玉名刺用紙FS 160g(CaMISHELL)
玉サイズ :150W×105H
綴り枚数 :表紙有13枚
封筒 :セロハン封筒(バイオマス80マーク 防湿セロハン製)
備考 :台紙に印刷可能(名入れ含む)、玉オリジナルデータでの印刷可能
※その他詳しくはお問合せください